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URLの正規化(www&index.htmlの有り無しの統一)

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本来、URLの正規化というのは、(偽装を意図したものではないが)重複するコンテンツに対して、優先するURLをGoogleに指定することを言う。

ここでは、URLを統一する方法「使用するドメイン(正規ドメイン※1)の設定」


※1.正規ドメインとは?

URLにはさまざまなバージョンが存在する。

「www」の有りと無し

・http:www.example.com/
・http:example.com/


「index.html」の有りと無し

・http:www.example.com/index.html
・http:www.example.com/


URLのバージョン具体例

1)www無し&index.html無し → http:example.com/
2)www無し&index.html有り → http:example.com/index.html

3)www有り&index.html無し → http:www.example.com/
4)www有り&index.html有り → http:www.example.com/index.html


サイトの内容は同じでもURLが違うため、重複コンテンツ※2として認識されてしまう場合がある。

※2
使用するドメイン(www の有無) – ウェブマスター ツール ヘルプでは以下のように説明されている。

使用するドメインを設定しないと、Google では、ドメインに www を含むバージョンと www を含まないバージョンは、別のページへの異なる参照として処理されます。

引用終了。


別のページへの異なる参照として処理されると、リンクポピュラリティが分散してしまうのでURLの統一(使用するドメインの設定)を行う必要がある。


URLの統一方法(wwwのありなし)


使用するドメインの指定方法

Google ウェブマスターツールにログインし、該当するサイトをクリック。

「設定」の中の「設定」をクリック。

「使用するドメイン」のメニューから、使用するドメインを選択し保存をクリック。

使用するドメインの指定


※「所有権を確認してください」というエラーが表示された場合

「wwwあり」と「wwwwなし」、2種類のサイト確認をしていない可能性がある。
ウェブマスターツールにサイトを追加&確認作業を済ませてからもう一度設定する。


301リダイレクトの設定

「.htaccess」ファイルに下記の記述を書いて、サーバーのルートディレクトリ(トップページのindex.htmlが入っているフォルダ)にアップする。

・解説

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.sample\.com
RewriteRule ^(.*)$ http://sample.com/$1 [R=301,L]

赤文字→ リダイレクト元
青文字→ リダイレクト先

・「sample.com」の箇所を自分のドメインに置き換える。


・「wwwあり」に統一する場合



・「wwwなし」に統一する場合



URLの統一方法(index.htmlのありなし)

「wwwありなし」の設定と同じように、「.htaccess」ファイルに下記の記述を書いて、サーバーのルートディレクトリ(トップページのindex.htmlが入っているフォルダ)にアップする。

※一般的には「index.htmlなし」に統一する


「wwwなし」+「index.htmlなし」に統一する書き方

example.comを自分のURLに変える


アップロードが終わったら念のため以下で確認する。
リダイレクトチェック


以上


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