メールフォームプロ 設置方法
メールフォームプロCGIの設置方法&サーバーの設定方法
メールフォームプロとは?
ブログやHTMLサイトに設置できる無料のメールフォーム
「究極のユーザビリティ」と「前衛的(最前線)」をコンセプトに開発されている。
「お問い合わせフォーム」はもちろんのこと、「予約フォーム」や「注文フォーム」など、自分の好きな項目を簡単に追加できる。
また、「クレジット決済(PayPalなど)」や「スマートフォン」にも対応している無料で使える高機能なメールフォーム
※この記事を書いている2013年5月14日現在のメールフォームプロのバージョンは「4.0.9」
設定手順
- 確認・注意
- ダウンロード&解凍
- 設定ファイルの編集(変更)
- サーバーへアップロード
- パーミッションの確認(変更)
- HTMLファイルの編集
- CGI動作チェック
- その他&メモ
1.確認・注意
1-1.
メールフォームプロのプログラムは、文字コードUTF-8で作られているので、CGIファイルを編集する際は、Windows標準のノートパッド(メモ帳)ではなく「UTF-8N(BOM無し)・改行コードLF」で保存ができる「TeraPad」などを使う。
1-2.
CGIとSendmailが動くサーバーかどうかを確認する。
1-3.
お問い合わせ等のHTMLページを新たに追加するのではなく、今ある自分のページ(HTML上)にお問い合わせの項目などを追加(変更)してフォームを設置するやり方。
※メールフォームプロCGIの設置マニュアルでは、「ファイルを全部アップロードする」となっている。
※↑のHTMLページを追加しない(利用しない)2.ダウンロード&解凍
開発者様のサイト(WEB制作やプログラム開発を行なっているSYNCKGRAPHICA様)からメールフォームプロをダウンロード
http://www.synck.com/contents/download/cgi-perl/mailformpro.html
フォルダは圧縮されているので解凍する
3.設定ファイルの編集(変更)
設定ファイル(config.cgi)の編集
場所:「mailformpro4.0.9」→「mailformpro」→ config.cgi
注意
config.cgiを開く時はメモ帳ではなくTeraPad等を使う
変更する主な個所(主にお問い合わせページの場合)
▼11行目
## フォームの送信先
#push @mailto,’account@domain.com‘;
→ #が付いてる場合は消して、自分のメールアドレス(確認メールを受信するアドレス)に変更
・「push @mailto,’info01@example.com‘;」
→ 複数の人が受信したい場合はカンマで区切って指定
・「push @mailto,’info01@example.com’,‘info02@example.com’;」
▼14行目
## 自動返信メールの差出人名
$config{‘fromname’} = ‘シンクグラフィカ‘;
→ 自分の情報に変更
▼20行目
## 念のためBCC送信宛先 (解除する場合は下記1行をコメントアウト)
#$config{‘bcc’} = $mailto[0];
→ #をつけてコメントアウトする
▼32行目
## サンクスページのURL(URLかsend.cgiから見た相対パス)
$config{‘ThanksPage’} = ‘../thanks.html?no=%s‘;
→ サンクスページのURLを記述する。(下記の7番を参照)
※基本的に変更しない(「thanks」というページを作成する)
▼38行目
## 設置者に届くメールの本文整形
$_TEXT{‘posted’} = <<'__posted_body__';
<_mfp_jssemantics_>
<_mfp_date_>
お問い合せフォームより以下のメールを受付ました。
──────────────────────────
受付番号:<_mfp_serial_>
入力時間:<_mfp_input_time_>
確認時間:<_mfp_confirm_time_>
送信元:<_mfp_referrer_>
支払金額:<_mfp_cartprice_>
<_resbody_>
──────────────────────────
<_mfp_env_>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※この署名はサンプルです。必ず変更してください※
シンクグラフィカ / SYNCKGRAPHICA
〒003-0801 札幌市白石区菊水一条四丁目一番三十九号
TEL / 011-832-8698 FAX / 011-832-8698
http://www.synck.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__posted_body__
→ 消す
▼64行目
## 自動返信メールの件名 (有効にする場合は下記の行頭#を外してください。)
#$config{“ReturnSubject”} = ‘[ %s ] お問い合せありがとうございました’;
→ 自動返信メールを有効にする場合は「#」を消す
▼67行目
## 自動返信メールの本文
$_TEXT{‘responder’} = <<'__return_body__';
<_姓_> 様
──────────────────────────
この度はお問い合せ頂き誠にありがとうございました。
改めて担当者よりご連絡をさせていただきます。
─ご送信内容の確認─────────────────
受付番号:<_mfp_serial_>
<_resbody_>
──────────────────────────
このメールに心当たりの無い場合は、お手数ですが
下記連絡先までお問い合わせください。
この度はお問い合わせ重ねてお礼申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※この署名はサンプルです。必ず変更してください※
シンクグラフィカ / SYNCKGRAPHICA
〒003-0801 札幌市白石区菊水一条四丁目一番三十九号
TEL / 011-832-8698 FAX / 011-832-8698
http://www.synck.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__return_body__
→ 自分の情報に変更する
4.サーバーへアップロード
FTPソフトを使ってアップロード
▼アップロードするフォルダ
・iplogs
・mailformpro
・mfp.statics
▼アップロードする場所
メールフォームを設置するディレクトリ内(フォルダ内)
5.パーミッションの確認(変更)
アップロードが完了したらパーミッションの確認(変更)をする。
・mailformpro ・・・ 755
∟mailformpro.cgi ・・・ 755
∟config.cgi
∟data ・・・ 777
∟add-ons
∟configs
∟librarys
・iplogs ・・・ 755
∟iplogs.cgi ・・・ 755
∟iplogs.dat.cgi ・・・ 777
6.HTMLファイルの編集
メールフォームを設置するHTMLファイルに以下を追加(編集)
▼head内
<link rel="stylesheet" href="mfp.statics/mailformpro.css" type="text/css" />
▼body内
mailformproフォルダの「example.html」を参照して、項目などを記述する。
→修正後にアップロード
7.サンクスページの追加
送信完了の案内ページ(thanks.html)を追加して作成する。
※「thanks.html」ではなく他のURLにした場合は、設定ファイル(config.cgi)のサンクスページのURLも変更する。
メールフォームを設置するHTMLファイルに以下を追加(編集)
▼head内
<link rel="stylesheet" href="mfp.statics/mailformpro.css" type="text/css" />
▼body内
<div class="mfp_thanks">
<script type="text/javascript" src="mfp.statics/thanks.js"></script>
</div>
<p>この度は、お問い合わせをいただきまして誠にありがとうございました。<br />
●●●●
</p>
→修正後にアップロード
8.CGI動作チェック
6をアップロード後、該当ページを確認すると以下のメッセージが表示されている。
「CGI動作チェックモジュールを実行する」をクリックしてCGIの動作を確認する。
確認後、上記のメッセージを非表示にするため「config.cgi」を編集する。
場所:「該当ディレクトリ」→「mailformpro」→ config.cgi
下記の2箇所に「#」を付ける。
▼133行目
#push @AddOns,’OperationCheck.js’; ## 動作チェック
▼158行目
#push @Modules,’check’; ## CGI動作環境チェック
8.その他&メモ
以上
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2013年5月21日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:ツール関係